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田植え

田んぼの学習コース

​田んぼ✖️理科実験

4000年前から続く稲作には、自然と人間が共栄するための知恵や工夫がたくさん隠れています。農家の持つ知恵を見直せばSDGsにつながるヒントがいっぱい見えてきます。田植え、稲刈りなど、年間6回の田んぼ体験および理科実験を通して、田んぼについて親子で学日ましょう。お子様10名までの少人数制なので、分からないこともすぐに質問できます。実験は小中学生を対象とした内容で、博士号を持つスタッフが担当します。中学受験に沿った内容となっております。

​*2022年度の田んぼの学習コースは募集を終了いたしました。2023年度は1月頃より募集を開始いたします。

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3月

畦づくり 土の実験

畦(あぜ)とは、田んぼと田んぼの間にある土手のことです。土を盛って、水をせきとめている畦を整備して、水の漏れにくい田んぼを作ります。

土に水が浸み込んだり、植物が水を吸い上げたりする作用には、表面張力が関係しています。実験を通して、水の作用や田んぼや畑の土の違いについて学びます。

4月

種まき・肥料まき 植物の観察

籾殻のついたお米を水に浸すと、小さな芽が出てきます。苗床にお米を巻いて、美味しいお米になる苗を育てましょう。

畑の野菜を観察し、葉っぱや根、花を分解して植物の分類について学びます。お米の育ち方や、葉っぱや花の形を、他の植物と比べます。

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5月

田植え 不思議な物質

苗が12〜15cmに育ったたら、一つ一つ手植えで田植えをします。稲が均一に育つように、目印に沿って等間隔になるよう植えます。

学校では、物質の状態として気体・液体・固体の3つを習いますが、自然界にはそれらに分類できない物質がたくさんあります。田んぼの泥の感触もその一つ(ダイラタンシー)。多くの物体に触れ、気体・液体・固体、それ以外の物質の違いを体感しましょう。

6月

田の草取り 生き物調査

化学肥料や農薬を使わずに稲を育てている田んぼでは、草取りは必須の作業。有機肥料・無農薬の田んぼで、SDGsにつながる取り組みに触れてください。

無農薬で化学肥料や除草剤も使っていない田んぼは生き物の宝庫!田んぼは稲だけでなく生き物も育てています。田んぼに住む生き物を探し、それらの特徴を学習します。

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9月

稲刈り 酸性・中性・アルカリ性

一株一株の稲はずっしりと重く、ご飯茶碗一杯のお米のありがたさを実感できます。一つの苗がどんな風に成長するのか、じっくりと観察して、収穫の喜びをぜひ味わってください。

藁を燃やした後の灰は、畑や田んぼの土壌改善にとても重要な役割を果たします。BTB溶液を用いて、酸性・中性・アルカリ性などの液体の性質について学習し、藁の灰の役割を調べましょう。

11月

収穫祭 藁の性質調べ

稲刈りをした後のお米は、乾燥、脱穀、籾摺り、精米などの工程を得て、ようやく食べられるようになります。みんなで収穫した新米を、藁を燃やしてかまどで炊き上げ、大地の恵に感謝しながらいただきましょう。

藁は昔から、草履、しめ縄、ほうき、土壁、かまど、滑り止め等等、多くのものに使われてきています。藁をよく観察し、摩擦の実験や藁を使った工作、強度調べなど、藁について実験を通して深く学びます。

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日程

3月27日(日) 4月29日(金・祝) 5月29日(日) 6月26日(日) 9月25日(日) ​11月27日(日)

各日程とも9:30〜14:30に実施。 

午前 田んぼで作業

午後 科学実験

畑でとれたお野菜を使った一汁一菜のお昼ご飯をご用意いたします。

*内容により、午前と午後のスケジュールが入れ替わることがございます。

*イベントは三密を避けるため、屋外で実施いたします。実験も屋外で実施いたします。

*雨天・荒天の場合は日程が変更になる場合がございます。振替日については別途連絡いたします。

体験料金

(全6回)

大人1名+子供(3歳以上中学生以下)1名 60,000円

子供1名追加ごとに40,000円 大人1名追加ごとに20,000円

お子様のみのご参加はご遠慮ください。お子様10人までの少人数制です。

*ご参加いただけなかった場合でも、払い戻しは受付いたしませんので、予めご了承ください。事前に欠席をお知らせいただければ、他のイベントにご参加いただけるチケットをお渡しいたします。
*当イベント開催期間内において発生した一切の事故や怪我・病気などの責任を負いかねますことをあらかじめご了承ください
*イベントの写真をホームページやtwitter等に掲載することがございます。掲載に問題がある場合はお知らせください。

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メインスタッフ

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萩原さとみ

百姓

結婚と同時に就農し50年。グリーンツーリズムという言葉に出会い、ヨーロッパを視察し「ファーム・インさぎ山」を平成9年に立ち上げ、都市と農村を繋いできた。

平成14年「子供農業体験活動コンクール」農林水産大臣賞、平成27年「食アメニティコンテスト」農林水産大臣賞、第3回「食と農林漁業の食育優良活動表彰」消費・安全局長賞などを受賞。埼玉県認定ふるさと味の伝承士。

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萩原哲哉

250年以上続く農家の次男として生まれ、2歳より農作業を手伝い、3歳でユンボを操縦する。現在は年間100種類以上の野菜を無農薬・無化学肥料で育てている。ホテルやレストランなどに野菜を納めている他、学校給食にも納品している。

東京農業大学卒業、独立行政法人農研機構 農業者大学校卒業。

​新宿調理師専門学校農業講師、NPO法人食育研究会MoguMogu理事、野田小学校学校運営評議会評議委員

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吉武裕美子

東京大学にて博士(工学)取得。大学助教を経て、現在は芝浦工業大学及びお茶の水女子大学非常勤講師。
平成28年度文部科学大臣表彰科学技術賞理解増進部、第19回日本工学教育協会賞、第4回関東工学教育協会賞 、第54回応用物理学関係連合講演会講演奨励賞などを受賞。青空実験教室「農かがく」発起人元代表、長岡技術科学大学Kawaii理科プロジェクト元代表、北海道大学科学技術コミュニケーター養成プログラムCoSTEP第11期卒業生

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